人生について真面目に考えてみる

キャリアや人生について考えてみるための、個人的なブログ

ワークシフト、ライフシフトを読んで

いくら自分の将来や現状に悩んだところで、社会や世界、自分について理解していなければ自信を持って解決に向かうことはできないだろう。今まではなんとなくで人生の大事な決断を行ってきてしまった。だから30歳が見えてきた今でもこんなに不安に付きまとわれ、仕事は辞めたいとしか思えないし、人生の見通しが暗くなってしまっているのだろう。

 

リンダ グラッドンの『ワークシフト』及び『ライフシフト』を読むことで、自分で考えて人生を歩む決意ができた。世の中はどんどん隙間がなくなり、スピードが上がり、孤独になっていく。人生は120年になり、年金もあてにできなくなる。そういったことを前提にすると、みんながやっているから、ではなく、世の中の計画と調査を行い、自分が納得できる道を進むべきだということがわかる。。たくさんのことを知らなくてはいけない。本をできる限りたくさん読み、体験し、遊ばなくてはいけない。

理想の生活2

前回の記事で捨てていいもの、残したいものを考えて見た。また、それとは別に、理想の生き方についても以前記事を書いている。この辺りで、よりシンプルに行きていくために、捨てないで追い求めていくものをいくつか考えてみる。

 

1, 海外との交流

いろんな国の、いろんな文化を持った人と交流を持っていたい。日本の限られたコミュニティだけでなく、幅広く友人を作って、世界をよく知りたい。

 

2, 人との深い関係性を持つ

周りの人ともっと関わって行きたい。形式的な関わり方ではなく、生活を、人生を高め合える、楽しめる友人をたくさん作るのだ。

 

また、義理と責任は果たすべきだ。無責任なことはしたくない。それが僕の生き方だと思う。

 

3, ヘルシーな生活

ジムに行って運動をすると共に、美味しい食事をとりたい。毎日元気に過ごしたい。

 

4, 社会問題に取り組みたい。

世の中は理不尽なことだらけだ。貧困や戦争、環境汚染。もっと小さいことでは、鬱や自殺など。自分なりにテーマを持って問題に取り組んで見たい。

 

(例)社会生活をもっと自由に

人の心や生き方に興味がある。僕はレールから準備なく外れて、散々苦労した挙句、またレールに乗っかっている。でも、それも窮屈なので、また自由に行きたいとも考えている。

 

他の人もきっとそうだろう。サラリーマン生活なんてみんなしたくないのではないか。だから、日本の働き方を、変えるような仕事がしたい。レールの安全な外れ方を考えていく仕事がしたい。

何を捨てようか考えてみる。

何を今後の人生で求めているのか。前回の記事で、シンプルなライフスタイルを作るためには何を捨てて何を残すのかを決めなくてはいけないと書いた。そのためには自分の価値基準をはっきりさせるとともに、「持ち物」をリストアップして整理していかなくてはいけない。そこで、「持ち物」を仕事、住居、趣味に分けて考えてみる。

 

1、仕事

○海外出張、もしくは転勤の機会がある

×化学業界の知識

△外に出る仕事

△安定した給料

×対海外担当としての社内での信用

×商社マンとしてのプライド

○関わってきた人たちへの義理

 

2、住居

○気ままな一人暮らし

×大阪での都会暮らし

○職場にとても近い

×格安家賃

×実家に帰ろうと思えば帰りやすい

○行きつけのおいしい飲み屋

 

 

3、趣味

○スキューバダイビングで非日常、旅行気分

○テニスで上達してる感じ

○スポーツジムでの体力アップ

△ネット小説の単純なストーリーでのストレス解消

 

 

 

ライフスタイルをシンプルにしていくことと、柔軟な生き方をすること。

前回にも少し名前が出た、本田直行の『LESS IS MORE』を読了した。テーマがほぼこのブログと同じこともあって、とても参考になる、読んでいて楽しくなる内容だった。一般人にとって実現することは容易ではない部分もあるのかもしれないけれど、準備をして、きちんと計画を立てて、思い切って実現してみたいとおもう。

 

ライフスタイルをシンプルにする。

 

ライフスタイルをシンプルにしていくことが、一つこの本の大きなテーマだった。不要なものを分析して、積極的に省いていく。そうすることで自分の価値観にあった何かを代わりに空いたスペースに集めていくことができる。結果的に自分の人生が理想に近づいていくことになるのだ。

 

自分の場合に当てはめるには、今の「持ち物」を棚卸していく必要がある。趣味やほしいものが多すぎる気がするから、何が本当にほしいのかを整理してみようと思う。

 

柔軟な生き方をする。

 

サラリーマン街道を走ってきた自分の父親たちがそれほど幸せではなさそうなことを知っていて、世の中の流れとしては経済成長一本の価値観しかなかったのが、不幸にも成長の頭打ちという状況になっている。そんな中では、会社で働いて昇進昇給目指して頑張るということ自体が努力の方向性としては間違っているのではないか、ということだ。

 

本の中ではデュアルライフという、生活拠点を2つもつ生き方を推奨していた。著者は東京とハワイに家を持っていて、年の半分は東京、もう半分はハワイで過ごすという。例えばサラリーマンでも、一軒家を買う代わりに、平日は職場の近くに小さなワンルームを借りて過ごし、週末は海辺とか山とか、違う環境で過ごすことはできるのではないかと提案してた。別荘をもっとカジュアルにしたようなイメージだ。

 

今は転勤で大阪にいるけれど、そのうち関東に戻りたいし、でもリゾート地でも生活してみたい。安いところが見つかればできるだろうか。ちょっと探してみようかな。

 

都内で高い家賃のところに住むより、遠くて小さい部屋でも2箇所借りられるのかもしれない。例えば独身のうちは平日はシェアハウスとかでもいいし、値段と距離重視、週末は海に近い山の中で安い一軒家をさがすとか。

 

住む場所だけでなくて、仕事でも一つにとらわれる必要はなく、複業(×副業)をするべきだとか。

 

楽しいことだったらそれほど苦ではないと思う。特に、最近ネットの凄さを感じることが多いから、ブログを書いて知識を広めていくのは興味があるし、良いかもしれない。たとえば、英語学習の楽しい方法をまとめてガイダンスを作るのは面白いかもしれない。

父の人生は子供にとっては大きな道しるべである件

本田直行のLESS IS MOREを読んだ。一つの会社で、家を買って定住して、定年まで働いたら引退して、という考え方以外にも、選択肢を探したほうがいいのかもしれないということが書いてあった。会社で出世して、給料が上がっていくことを楽しみに生きていく方法では幸せになれないのかもしれない、ということなんだとか。

 

そこについてはまさに僕が昔から感じていたことのように思う。父は毎日遅くまで働いて、給料は確かに十分もらってはいるものの、常に不機嫌そうで、母や姉や、正直自分も、あまり好きではなかった。家にいると厄介だとすら思った。

 

そんな生き方は絶対に嫌だと、昔から思っていたが、実際今僕がたどっているのは父のモデルの「劣化版」だ。父よりも小さい会社で、給料も確実に低い会社のサラリーマン。人と比べても意味がないとは言うものの、比較というよりは、この道の先にゴールが見えないのが問題だ。

 

僕はきっと今の会社でももう少し頑張ればそれなりに実績を出して出世できる気がする。だけど、実績を出すことは少し興味があるけれど、出世をすることには、自分でも驚くくらい興味がない。むしろ出世したくないとすら思っているようだ。新しい取引を作るのは面白い。けど、会社でポジションを上げることには苦痛が増えるだけではないかという気持ちがあるのだ。

 

父は仕事が何だかんだ楽しい様だから、そういう意味では幸せだったのかもしれない。60を過ぎても関連会社でまだ働いているし、あと少しで完全に定年になるけれど、寂しいそうな様子を見せている。口を開けば仕事関連の話だし、あらゆる話を最終的に自分の会社につなげてくる。人生=会社なのだ。

 

でも、僕は明らかに違う道を行ってみたいと思っている。今のところ人生=会社な道を来てしまっているけれど、人生=自分にしたいのだ。なぜって、父はもっと家でも楽しく過ごせたはずだと思うからなんだろうなぁ。

今までの半生を振り返る。ラスト

いよいよ半生を振り返るシリーズも最終章。今の会社に入社後の生活を振り返っていく。何だかんだ4年半も続けているから、それなりにいろいろ経験したし、キャリアの中心、土台である。ただし不満は多い。

 

商社マン時代

どの知り合いに聞いても、まさか僕が営業職、しかも体育会系の色の濃い商社で働くとは思ってもみなかったといわれる。向いてないだろうと。自分でもそう思う。僕は本来は内向的で、形而上の物事についてあれこれ思索するのが好きな人間なのだ。

 

そうはいっても、意外と社交的な部分も一部持ち合わせているから、こなせてしまうのが逆に不幸だったのかもしれない。なぜって向いてないのに下手にこなせてしまうため長く居座ることになってしまうからだ。

 

東京時代はOとの関係性に悩まされた。僕の今の会社での消費エネルギーの8割ぐらいはここで消費された。

 

毎日怒られ、はっきり言ってすぐにでもやめたかった。ただ、こうして自分のことを振り返っているのもそのためだけれど、自分のことが分かっていないから、どこに転職したらいいのかも分からなかった。行く先がなかったから出ていかなかっただけなのだ。

 

いくつかはモチベーションになる部分もあった。海外とのコミュニケーションが取れるのは楽しかったし、外国の人をもてなしたり、英語で話したりするのは刺激的だった。また、個人的に仲良くなった取引先も出てきて、営業職のお得な部分を知ることができた。

 

普段の業務はそれなりにこなしているけれど、はっきり言って事務処理ばっかりであんまり楽しくない。勝手に工場に行って商品紹介してみたり、海外で飛び込みしてみたりするのは自分だけができることをしている気がして、充実感があった。

 

大阪に行ってからはとにかく忙しい。上司との関係性はずっと良くなったけれど、それでもちょっと壁を感じる。資料作りが多く、東京の仕事も大部分をやっているため負担が尋常ではなく大きい。今のままのペースでは体がもたないと思う。結構頼りにはされているから、自信にはなるけれど、そもそも忙しいのが嫌いなので、基本的に大阪に来てからは楽しくないと思っている。

 

大阪でのいいことは海外での活動が一気に増えたこと。アメリカ、タイ、ベトナム、台湾へ何度も行くことになる。自分の英語能力が生かせるのと、世界が一気に広がった感覚がある。

 

結局今迷っているのは、このまま海外との接触を楽しむためこの職場に残るのか、本来興味のある人の内面、人生に深くかかわる仕事にシフトするのか、ということになる。

好きなことは何か

趣味は、と聞かれて、スキューバダイビングとテニスと答えることが多い。あとは読書、映画、英会話など。ただ、本当にこれらが好きなのだろうかと、ふとした時に疑問に思うことがある。なんとなく惰性で続けているだけなのではないだろうか、と。

 

そこで、これらを始めてみたきっかけと、実際はどう思っているのかを再考して見ることにする。そうすることで、自分がどんなものを好きになるのか、傾向をつかめるのではないかと思う。

 

 ☆スキューバダイビング

始めたのは2年前。オーストラリア、ケアンズでシーウォーカーを体験し、海に潜って魚と遊ぶことに感動して、もう一度やりたくて始めた。

 

そろそろ30本行くけど、潜ることも楽しいし、覚えるべきことがまだまだたくさんある。伊豆も福井も地味だけれど、魚の群れを見ると、何度でも行きたくなる。それ以外にも、美味しい海鮮を食べたり、みかんを買ったり、コスプレしてみたり、楽しい思い出しかない。

 

なにより、やっぱり海の中に潜るという体験自体が最高に気持ちいい。普通の人がいけないところに行くことができる。冒険とスリルと魚の美しさとかわいさ、景色のすばらしさ。特別な体験がこんなにお手軽にできるなんて、いい時代だと思う。

 

☆テニス

高校生の時に初めて、いまだ続けているスポーツである。ある程度ストローク、ボレーがうまく打てるようになり、サーブも入れるだけならできるようになった。ボールを強く打つ快感や、試合の駆け引きが面白い。基本的に負けず嫌いなのだ。

 

高校生の時にテニススクールに入って、6人で週3回練習していた。たぶん一番うまくなったと思う。ストロークが安定して打てるようになって、ボレーでスペースに返せるようになったころから、すごく楽しくなった。ゲームをするようになって、より楽しくなった。当時は週3回では少ないとすら思っていた。

 

上手くなっている実感があると、そのことしか考えられなくなる。それぐらい集中する。

 

☆英語

大学受験で一番勉強したのが英語だった。単語を覚えて、授業を受けて。成績も一番良かった。得意だった。

 

内気だったから、英会話の授業なんて絶対に嫌だと思っていたけれど、実際は大学で1番楽しい授業だったといってもいいぐらいだ。友達もできた。

 

トロントに留学して、英語で世界中の違う文化背景を持つ人と会話をする楽しさも知った。日本語がわからない人とコミュニケーションをとれるというのはすごいことだ。

 

世界の最先端の出来事は、大体が日本以外のところで起きている。スポーツ、政治、ビジネス、技術。当たり前だけれど、日本はだんだん相対的に存在感感が薄まっている。世界は広いのだ。だから、ニュースを英語で読めるだけでも意味がある。

 

最近はMeetupでイベントにも行っている。外国の人と気軽にお酒を飲んで話ができるのは楽しい。外国人が何を考えて日本にやってくるのか、とても興味ある。

 

 

まとめると、冒険が好きで、どんどん世界を広げたいと思っていて、かつ何かについて上達すること自体が楽しくて、負けず嫌いということが分かった。

 

でも、もっと何かをしてあげることも必要かもしれない。誰かの人生に踏み込んでいくことも今後はしてみたいかな。